引越しの梱包には基本ルールがあります。この記事では引っ越しで段ボールに入らないモノや入れてはいけないものの対処法について紹介しています。
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段ボールに入らないモノの対処法


大型家具・大型家電の扱い方
冷蔵庫、洗濯機、テレビ、ベッドといった大型家具・大型家電は基本的にそのまま運搬します。引越し業者は毛布やキルティングパッド、巻きパットなどの専用資材で本体を保護し、壁や床に傷を付けないよう養生してから搬出します。
ただし注意したいのは、小型家電との違いです。炊飯器や電気ポット、トースター、ミキサーなどはサイズ的に段ボールへ入るため、原則として箱詰めが必要です。内部にガラスやヒーター部品があるため、緩衝材で包んでから梱包するのが基本です。
布団・マットレス・カーペットの扱い方
布団やマットレスはそのままでは汚れやすいため、専用の布団袋やビニールカバーに入れて運びます。マットレスは三つ折りできるタイプでも、無理に曲げると内部スプリングを傷める恐れがあるため、業者の指示に従うのが安全です。
カーペットは丸めて紐で固定し、ビニールで包んで搬出します。雨天時は特に防水対策が重要です。
自転車・バイク・原付などの乗り物
自転車は基本的にそのまま運びますが、スタンドやハンドル部分を固定し、キルティングパッドで保護します。長距離の場合は前輪を外すケースもあります。
バイクや原付はガソリン残量の確認が必要です。業者によっては輸送不可の場合もあるため、事前確認が必須です。
傘・突っ張り棒・姿見などの細長いモノ
傘や突っ張り棒、姿見のような細長い物は段ボールに入りにくいため、まとめて縛るか、専用資材で包んで運びます。姿見はガラス製品なので、厚めのパッドで全面を覆い、角を重点的に保護します。
ギターなどの楽器
ギターやベースなどは、必ずハードケースや専用ケースに入れてから運搬します。ケースがない場合は事前に相談が必要です。温度変化や衝撃に弱いため、精密機器と同様の扱いを受けます。
電子レンジ・観葉植物・ヒーター・照明
電子レンジは小型家電に分類されるため段ボール梱包が基本です。ターンテーブルは取り外して別梱包にします。
観葉植物は段ボールに入らないサイズが多く、そのまま運びますが、葉や枝を傷めないように緩衝材で軽く保護します。冬場は寒さ対策も重要です。
ヒーターは灯油を完全に抜く必要があります。エアコンは専門業者による取り外し工事が必要です。照明器具は取り外して緩衝材で包み、電球は外して別に梱包します。
段ボールに入れてはいけないモノ


貴重品・鍵類
現金、通帳、印鑑、宝石類、骨董品などの貴重品は引越し業者に預けず、自分で管理するのが原則です。鍵類も同様で、紛失リスクを避けるため常に身につけておきます。
食品・生き物・危険物
ナマモノなどの食品は基本的に運搬不可です。クーラーボックス対応可の場合もありますが、自己責任となるケースがほとんどです。
ペットなどの生き物も運搬対象外です。専門業者を利用する必要があります。
灯油、ガソリン、スプレー缶などの危険物は火災リスクがあるため絶対に段ボールへ入れてはいけません。事前に使い切るか処分しておきます。
引越し業者によってダンボールに入れなくても良い内容は微妙に変わる
引越しでは「段ボールに入るものは入れる」が基本ですが、実は業者ごとに“入れなくても良いモノ”の範囲は異なります。特にシューズボックスやハンガーボックス、パソコン専用資材などの有無によって、事前準備の手間は大きく変わります。ここでは主要引越し業者ごとの特徴を具体的に解説します。
サカイ引越センター


サカイ引越センターでは、無料貸出資材が充実しています。シューズボックスはおよそ12足程度収納でき、靴をわざわざ段ボールに詰め替える必要がありません。
また、ハンガーケースはスーツで約7着、ワイシャツなら約15着程度を掛けたまま運搬可能です。クローゼットからそのまま移すだけなので、たたみ直しの手間が不要です。さらにデスクトップパソコンについても専用資材で梱包対応しており、精密機器の扱いにも比較的安心感があります。


アート引越センター


アート引越センターは、シューズボックスの用意に加え、「エコ楽ボックス」という独自資材が特徴です。この資材を利用すれば、皿やグラスを一枚ずつ新聞紙で包まなくても、そのままセットして運搬できるケースがあります。
特に食器が多い家庭では、梱包時間を大幅に短縮できるメリットがあります。高齢者や単身者にとっては、体力的負担を軽減できるサービスと言えるでしょう。


アリさんマークの引越社


アリさんマークの引越社では、ハンガーボックスの貸出しがあります。スーツやコート、ワンピースなど型崩れしやすい衣類をそのまま移動できるため、クリーニング後の衣類にも安心です。
ただし、シューズボックスの有無や数量はプランによって異なるため、事前確認が重要になります。


ハート引越センター


ハート引越センターでは、シューズボックスの用意は基本的にありません。そのため、靴は自分で段ボールへ梱包する必要があります。
一方で、パソコンについては梱包対応があり、精密機器の扱いには配慮があります。パソコンを所有している方は安心ですが、靴が多い家庭では準備にやや手間がかかる点に注意が必要です。


アーク引越センター


アーク引越センターは、シューズボックスとハンガーボックスの両方に対応しています。衣類と靴の梱包負担を軽減できるため、ファミリー層には使いやすい仕様です。
クローゼット内の衣類をそのまま移動できるため、荷造り時間の短縮につながります。


アップル引越センター


アップル引越センターでは、シューズボックスの用意はありませんが、ハンガーボックスを最大3本まで無料貸し出ししています。
衣類が多い単身者や共働き世帯にとっては便利ですが、靴は自分で梱包する必要があります。衣類重視か靴重視かによって評価が分かれる業者といえるでしょう。












