引っ越しが決まったけど引越し業者の見積もり予約は何日前までに行うか良いか分からない人もいるかと思います。
基本的に引越し業者の見積もり予約は以下の時期に行うことおすすめしています。
- 1月~4月(繁忙期)・・引越し業者の見積もり予約は1カ月~3カ月前がベスト
- 5月~12月(閑散期)・・引越し業者の見積もり予約は2週間~1カ月前からでも良い
詳しい理由は本文で解説していますが、特に予約が集中する繁忙期の時期は一日でも早く見積もり予約しないとどんどん悪条件になっていくからです。
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引っ越し見積もりの予約が早ければ早い程良い理由3つ
事前に転居の予定が立っているのであれば、引越し見積もりの予約は早めに押さえてしまうのが吉。その理由を3つに分けて解説します。
①希望通りの日時の予約が取れやすい
ホテルでもレストランでも、予約開始直後のほうが直前よりも好きなタイミングを選びやすいですよね。それは引越しも同じです。
引越しの2~4週間前に予約を入れる人が6割~7割にもなります。当然1週間~前日までに見積もりを取るとなると、このボリュームゾーンの人たちが押さえた予約の余り枠から選択せざるを得ないので、希望が通りにくくなるのは明らか。
特にお仕事が忙しく、見積もりのために有給を取得するのが難しい人ほど、先に見積もりも引越し日時も日程を押さえてしまった方が良いでしょう。
②早割りが適用されて安くなる可能性アップ
ご存じの人も多いとは思いますが、引越しは12月~徐々に増え、1~4月第1週あたりがハイシーズンとなります。逆に言えば5~11月は通常期です。
ハイシーズンはどこの業者もサービスやアピールをしなくても予約ではちきれそうになります。逆を言うと5~11月はお客さんの取り合いです。
早い段階で予約を入れてくれるお客さんはとてもありがたく、他社に乗り換えて欲しくない、というのが本音。
ですから、お客さんをしっかりと確保しておくためにあの手この手でサービスを提供します。早期割引が最も典型的。
割引率は業者によってまちまちですが最大50%のところもあり、これはかなりお得。利用者としても、同じ引越し内容なら安上がりの方がありがたいので、win-winです。
ただし、早割制度を常に設けている引越し業者はそれほど多くありません。とはいえ、期間限定キャンペーンで突発的に行う場合もありますので、引越しの可能性がある人は、目星をつけている業者の新着情報に留意しておきましょう。
③条件が良くて空いている複数の業者から相見積もりができる
先ほども述べたように、引越しまでの日数が迫っていれば迫っているほど、他の人が引越し業者にどんどんと予約を入れてしまいます。
当然、安くてきめ細やかなサービスが揃っている業者が人気となるでしょう。となると予約が出遅れてしまえば他の会社との比較・検討すらできなくなり、たまたま空いている業者にお願いするしか方法がなくなってしまうのです。
まあ、引越しの日付をずらすことも考えられますが…。いずれにせよ、日付・時間帯・料金・サービスを吟味する権利すらなくなってしまうんですよね。
相見積もりを取ると、先ほど述べた早割以外にも好条件を提示されることがあります。他の業者に負けられない!という心理が働くからです。逆に1つの業者にお願いするしかない状況だと、こういった条件を提示されることもなければ交渉の余地もありません。
繁忙期(1月~4月)の引越し予約は1か月~3か月前の予約がベスト!
この時期は引越し業界は繁忙期に当たります。年明けの新年、あるいは年度替わりに合わせて心機一転、あるいは環境が変わる人が多いからです。
2週間前ではどこの会社からも断られてしまったり、キャンセル待ちになってしまったりなどザラ。予約が殺到してしまうので、3カ月(90日)前から予約を受け付けている業者が大半です。
※↓アート引越センターの公式サイトに書かれている内容です。
お見積りはお引越の3カ月前ごろから承っております。余裕をもって引越しいただくことを考えると1カ月~2週間前頃までにはご依頼されることをおすすめします。 もちろん、お引越の数日前でもお見積りを承っておりますが、お客さまのお住まいエリアの担当店の予約状況によってはお受けできない場合がございます。 また、お一人のお引越で大きな家具類もなく、お運びするお荷物が少ない場合は電話やメールでのお見積りも可能です。
学生さんだと進学先によって転居先が変わってしまうケースなどもありますが、その場合も詳細や移動距離を決めずにトラックと作業員を押さえておく、という予約パターンがあります。
まだ引越し先を決めかねているから…とグズグズしていると、希望する業者の予約が取れないかもしれません。そうなる前に一度見積もりを取っておいた方が良いでしょう。
この時期の引越し業者は引く手あまたですので、早期割引制度を採用している業者でも適用外になるケースがほとんどです。ただ、予約時期が遅いと想像以上に引越し料金が高くなってしまうことも…。
2018年から2024年にかけて「引越し難民」が話題になっていたのを記憶している方もいるかもしれません。
通常15万円ほどでできる引越しが90~100万円掛かってしまったというケースが発生していました。
引越し作業員不足と相まって起こってしまった現象です。さすがに今はこれほどのインフレはありませんが、わかっているなら早め早めに手を打っておくべき、という教訓のような事例です。
閑散期(5月~12月)の引越し予約は2週間前~1か月前の予約でも良い
引越しの件数が落ち着きだすこの時期は比較的予約が取りやすいので、そこまで慌てる必要はありません。
繁忙期と異なり、業者によっては1カ月前の予約からしか受け付けていない場合もあります。成人式の美容院や着付けとは異なり、半年前・1年前からの予約はできないと考えてください(12~4月の引越しでも、それほど先の予約を受け付けてくれる業者はまずありませんが)。
年度途中であっても会社都合で転勤することはあり得ますが、転勤の辞令が出る前に内示があります。転勤までの打診は2週間~1カ月がボリュームゾーンで、およそ全体の1/3強。
内示が出た段階で業者を探せば比較的スムーズに予約を入れられるでしょう。また、この時期であれば前日~3日前といった急な予約でも対応してくれる業者もないわけではありません。
ないわけではありませんが、選択の余地がなくなったり金銭的な交渉ができなくなったりとデメリットが多いので、あえてそのようなリスクを負うこともないでしょう。
引っ越しの見積もり依頼を出すために必要な情報
見積もりを取るのに必要な情報は、荷物の量、引越し先住所、それから引越しする日程です。
荷物の量は、チャーターするトラックの大きさや単身パックを使えるかどうかに大きく影響を与えます。楽器などの大型で繊細な荷物があると、クレーンを使用するなど特殊な運搬方法になり、その分料金がアップします。
実際に荷物の梱包をしなくてはわからない部分も多々ありますが、荷物量が把握できない場合は見積もり担当者が人数や部屋の広さから平均的な量を割り出してくれますよ。
引越しは荷物を運搬する距離によって料金が大きく変わるため、転居先がどこなのか、も大事な情報。入試の結果が判明していない学生さんだと、転居先を決めかねているケースもあるでしょう。
そんなときも何県の何市(何町)あたり、と候補地を伝えるだけでも見積もりは可能です。もちろん、実際に契約した住まいの周辺状況(道路が狭くてトラックが止まれない、など)によって条件が変わってきますので、ザックリとした計算になってしまうのは予め納得しておきましょう。
最後に日程です。先ほど繁忙期とそうではない時期については言及しましたが、同じ時期であっても料金に差がつくことがあります。
まず、休日と平日では平日の方が料金を抑えられる傾向にあります。会社勤めをしていると平日は勤務があるので、土日祝日の休みを使って引っ越し作業をしたいと考える人が多いからです。
また、結婚に伴う引越しの場合は縁起を担いで大安を選ぶ人たちもいます。以前と比べれば少なくなっていますが、まだまだその習慣が根強く残っている地域もあるので、甘く見ることのないように。
特に仕事上差しさわりがなく、験担ぎも気にしないというのであれば大安の土日祝日を避けると料金を安く済ませられます。厳密に何月何日で!と日程を決めてしまうよりはある程度大まかな方が業者とのすり合わせはしやすいでしょう。
逆に特に強く希望する日程がないのであれば、何月の上旬(中旬・下旬頃、第〇週~〇週当たり、など)や、平日or休日を希望する、くらいは伝えておくと、業者も見積もりが出しやすいですよ。
引越しの予約ができなくなるパターン4つ
引越しの予約をズルズル後回しにしていると、予約が取れなくてあわててしまうパターンがあります。大まかに4つのケースがあるので、当てはまる人はぜひ、早期予約を心がけてくださいね。
家族引越し
ネットで情報を打ち込むだけで引越しを請け負ってくれるのは基本的に単身引越しのみと考えてください。これは独身者であれば大体このくらいの荷物だろうという経験則に基づいたデータを引越し業者が持っているからです。
家族引越しとなるとメンバーの構成が複雑化し、パターン化しきれません。そのため訪問見積もりが必要になります。
訪問見積もりは業者と依頼者の日程の都合が合わないと実現しないため、その予定を擦り合わせるだけでもある程度時間が必要になります。よって急な依頼では対応してもらえないことがほとんどです。
1月~4月の繁忙期※特に2月3月
先ほども述べたように、希望者が殺到する時期ですので、ここでは割愛します。
年末年始
年末年始は引越し業者も休暇に入っているところが大半です。稼働していたとしても、それは事前に特別対応を依頼しているからです。
Web上で予約を入れることは可能かもしれませんが、担当者が不在の状況では細かな調整などはできません。
引越しの前日~1週間前などのギリギリに依頼
繁忙期はもちろんですが、それ以外の時期でも希望する業者に別の人が予約を入れてしまっていれば、人手を割くことはできません。
対応してくれる業者を探しているうちにアッという間に引越し予定日が近づいてしまいます。
引越し予定日まで時間がない!場合の対処法
自分の都合お構いなしに、突然引越しが決まってしまう事態もありえます。そんな緊急時の対処法は以下の通り。
荷造りのお任せサービスを使う
面倒な手間を金銭で解決するなら「荷造りのお任せサービス(らくらくパック)」がおすすめ。
大手引越し業者数社が展開しています。業者が作業する工程が多ければ多いほど料金はアップする傾向にあります。
また、家具の配置やごみの処理、引越しの立ち合いなど最低限自分でしなければならないこともありますので、その点はご注意を。
当日・翌日の急な引越しに対応している業者を使う
当日や翌日の急な引越しに対応している業者もあります。言葉は悪いのですが、緊急性が高い夜逃げが得意な業者もあるくらいです。
ただし、東京・大阪・福岡と言った大都市圏の中小業者が多く、全国的に名前の通った大手業者ではほぼ対応していない、というのが現状です。
引越し侍の引越し一括査定サービスを使う
時間のない状態で、急な引越しに対応している業者を探すのは非常に困難です。そんなときには「引越し侍」の一括査定サービスを利用してみてはいかがでしょうか。
引越し侍であれば、最短翌日から一括見積にも対応しています。もう余裕がない!という時には引越し侍を頼りましょう。
一括見積もりサービスは何日前から予約ができる?
一括見積もりサービスは最短で何日前から依頼ができるのかを、当サイトおすすめの引越し一括査定3サイトで比較していきたいと思います。
引越し侍
引越し侍は数ある引越し一括サービスの中でも最も早く相見積もりが取れるサービスです。
引っ越し予定日の前日でも午前中であれば見積もり依頼することができます。
例えば1月14日の午前11時59分までなら、1月15日に予約が取れます。
1月14日の午前中を過ぎてしまうと1月16日が最短予約日になります。
反対に引越し侍では最長90日前(約3か月前)にも引越し見積もり依頼することができます。※1月14日の依頼なら4月14日まで可能
引越し達人セレクト
荷物情報が任意で最速30秒で無料見積もりがとれる引越し達人セレクトは引越し予定日の4日前~120日前(約4か月)まで無料査定できます。※例:1月14日にサイトを利用するなら1月18日から5月13日まで依頼可能。
荷物情報を入力せず引越し人数を入力するだけで、およその引越し料金をだしてくれるので、荷物情報がまだ確定していない人でも気軽に利用できると思います。
最長で120日前(約4か月前)の見積もり依頼も対応しているので、12月~4月の繁忙期に備えて早めに見積もりを取るにもおすすめです。
スーモ引越し見積もり
スーモ引越し見積もりは引越し予定日の3日前~93日前までに無料査定することができます。
例:1月14日のサイト利用なら最短1月17日の予約で最長は4月17日の予約になります。
- 引越し侍・・・1日前~90前まで見積もり可能
- 引越し達人セレクト・・・4日前~120前まで見積もり可能
- スーモ引越し見積もり・・・3日前~93日前まで見積もり可能