引越しでバルサンは必要ない人or必要ある人とは?タイミングや注意点も

引っ越しで新しい新居に移った後、部屋でゴキブリを見てしまったら嫌な気持ちになりませんか?心機一転、そんな気持ちもなくなってしまいますよね。

そんなゴキブリを含む害虫の繁殖を抑える方法が、引っ越しをする前のバルサンです。前に人が住んでいた中古や賃貸物件に引っ越しするなら、バルサンを焚いて害虫を駆除するのが必須になります。

今回はまずバルサンが必要な人・不要な人を紹介して、その後必要な人に向けてバルサンを焚くタイミングや注意点などを解説していきます。

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目次

引越しでバルサンが必要ない人、必要な人

引越し先でバルサンが必要ない人

引越しネキ

ここでは「ココに引越しする人はバルサンの必要ないよ」っていうのを紹介していきます。

新築物件に引越しする人

新築の物件は、まだ誰も住んでいないため、害虫が発生するリスクが低いです。新築の状態では、建物の隙間も少なく、清潔な状態が保たれているため、バルサンを使わなくても問題ないことが多いです。

築年数が浅い部屋に引越しする人

築年数が浅い建物は、建材が新しく、建物の構造もしっかりしているため、害虫が侵入する隙間が少ないです。前の住人が短期間しか住んでいなければ、部屋も比較的きれいな状態であることが多いため、バルサンを使用する必要がないことが多いです。

階数が高い物件に引越しする人

高層階は、地面から離れており、害虫が侵入しにくい環境です。特に10階以上の高層階では、外部から害虫が登ってくることは稀であり、バルサンを使用しなくても害虫対策が十分であることが多いです。

北海道など寒い地域

寒冷地では、冬の寒さによって害虫の活動が抑えられるため、害虫の発生リスクが低いです。特に冬季は害虫がほとんど活動しないため、バルサンを使う必要性が低いです。

引越し先でバルサンが必要な人

引越しネキ

ココでは反対に引越し先で「絶対バルサン焚いた方がいい!」という人を紹介します。

中古戸建に引越しする人

中古の一戸建て住宅は、以前の住人がどのような生活をしていたかが不明なため、害虫が潜んでいる可能性があります。

前の住人がペットを飼っていたり、掃除を怠っていたりした場合、ダニやゴキブリなどの害虫が残っていることがあります。バルサンを使って、入居前にしっかりと駆除することが安心です。

築年数の古い物件に引越しする人

築年数が古い建物は、壁の隙間や床下、配管の周りなど、長年の使用で隙間ができやすく、そこから害虫が侵入することがあります。

また、古い建材には害虫が好む素材が使われていることがあり、予防策としてバルサンを使うことが効果的です。

階数(1階~3階)が低い物件に引越しする人

地面に近い階は、地面から直接害虫が侵入しやすいです。特に1階は、庭や駐車場、外の環境と直接つながっているため、アリやゴキブリ、ダニなどが入り込みやすいです。

低層階に住む場合は、バルサンを使用して害虫対策をすることが推奨されます。

アパートに引越しする人

アパートも同様に2階建ての造りになっているので、ゴキブリの侵入を許しやすい構造になっています。

また、隣の部屋や上下の部屋から害虫が侵入することが考えられます。共用部分やゴミ捨て場から害虫が発生することもあるため、バルサンを使って自分の部屋を守ることが重要です。

1階や近隣に飲食店がある物件に引越しする人

飲食店は食べ物の残りやゴミが多く、害虫が発生しやすい環境です。近隣に飲食店があると、そこから害虫が自宅に侵入するリスクが高まります。

特にゴキブリなどは食べ物の匂いに引き寄せられやすいため、バルサンを使用して予防することが重要です。

一番効果的なバルサンを焚くタイミングとは?

バルサンを焚くタイミングは適当じゃいけません。一番効果があるタイミングがあり、それは「家具を部屋に運ぶ前」になります。

何故かというと、そのタイミングが一番手間が掛からないからです。バルサンは煙を出して、害虫を駆除するものです。

実はこの煙は害虫だけじゃなく家電や家具にも悪影響を与えてしまい、故障の原因にもなってしまうんですね。だから、荷物を部屋に運んだ後にバルサンを焚こうとすると、家具にビニールを被せて煙に触れないようにする必要が出てしまうんです。

その点、家具を運ぶ前ならその手間を省けるので、家具を運ぶ前がバルサンを焚くベストタイミングなんですね。

また、家具がない事でゴキブリが隠れるスペースを無くす事も出来るので、ゴキブリへの効果という点でも家具を運ぶ前が最適です。

とはいっても、新居が遠いなどの理由で、荷物を運ぶ前に新居にいけない人もいるかと思います。その場合は、荷解きする前にバルサンを焚くのがオススメです。

荷解きする前なら荷物も散らばってなくビニールを被せやすいので、害虫が心配なら必ずそのタイミングでバルサンを使いましょう。

バルサンを使用する前に以下のことをチェックしよう!

バルサンを安全に焚く為には、ちゃんとしたやり方を行う必要があります。実際に焚く前に、必ず以下の事を行ったかチェックしてください。

・家具・家電をビニール袋で覆う

先ほど紹介したように、バルサンの煙は家具・家電に悪影響を与えます。
もし、既に部屋に家具を運んでしまっているなら、必ず家具をビニール袋やシートで覆って煙がいかないようにしてください。
全ての家具にビニールするのが面倒なら、最低でもテレビやパソコンなどの精密機器はビニールで覆うようにしましょう。

・火災報知器が作動しないようにする

バルサンの煙は、火災報知器の誤作動を誘発することがあります。
だから、焚く前に火災報知器が作動しないようにするのが大事です。
電池を抜いたり、本体を取り外したり、カバーをしたりして事前に対処しましょう。

・部屋を密閉状態にする

少しでも部屋に隙間があると煙が十分に部屋中に行き渡らず、100%の効果が発揮できません。
だから、バルサンを焚く時は必ず部屋を閉め切って密閉状態にしましょう。

・ペットは部屋から出す

バルサンの煙がペットに悪影響を与えないとも限りません。
だから、ペットや熱帯魚などは部屋から非難させて行いましょう。

バルサンを使用した後に行う事

バルサンを焚いた後に行う事にも、いくつか注意点があります。まず、換気を必ず行う事。

バルサンを焚いた後は、部屋に煙が充満している状態です。そのままにしておくと気分を害する事もあるので、窓を開けるなどして必ず換気をしてください。

換気の時間は最低でも1時間、特に部屋にペットを戻す場合は換気時間を長めにするのをオススメします。また、家具を覆ったビニールにはバルサンが付いている状態です。

そのビニールをペットが舐めたら危険なので、ペットを戻す前に家具のビニールも取っておきましょう。換気と同じくらい大事なのが、害虫の死骸を掃除しておく事。

バルサン使用後は、部屋中に害虫の死骸がある状態です。それをそのまま放置してると病気の原因になるので、必ず掃除機で除去しましょう。

バルサンは「今いる害虫を除去」するものであって、「将来発生する害虫を防ぐ」ものじゃありません。部屋に害虫が来ないように侵入経路にカバーをするなどして、害虫の発生を防ぐ努力をしましょう。

築古物件に引っ越すなら必ずバルサンを焚こう!

バルサンを焚く場合、様々な準備が事前に必要になります。この準備を嫌がって、引っ越し前にバルサンを焚かない人、焚かなくていいやと考えてる人も多いですよね。

しかし、やり方さえ間違えなければ、バルサンはたった一度焚いただけでも最大限の効果を発揮してくれるんです。

また、引っ越しした後にバルサンを焚くより、引っ越し前の方が準備も最低限で済むんですね。準備を嫌がった結果、新居でゴキブリが大量発生するより、害虫がいない綺麗な部屋で清々しい気持ちになった方が嬉しいですよね。

これから築古物件に引っ越しを控えてるなら、ぜひバルサンで害虫を駆除して邪魔者がいない部屋にしましょう。その際は、この記事を参考にしてみてくださいね!

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引越しネキ

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引越しのバルサンで気になる疑問集

バルサンって赤ちゃんや乳児がいても使っていいの?

用法・用量を守れば乳児や赤ちゃんがいても大丈夫と公式でも明記しています。ただし!皮膚刺激性があるので、肌が弱い人は使用後に掃除機をかけ、床などを乾拭きするなど対処してください。

ぶっちゃけ皆引越しの新居でバルサン使ってる?

新築や築浅の人で使っている人はかなり少ないようです。

ツイッター等を見ていても木造の築古戸建てや築古アパートなどに引越しした人は、バルサンを焚いている人はかなり多い印象をうけました。

引越しでバルサンの代わりになるゴキブリ対策はある?

バルサンなどの霧タイプの殺虫剤が苦手な人はコンバットなど置くタイプがおすすめです。

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この記事を書いた人

初めての引越しで相場の5倍の引越し料金をぼったくられる(4万→20万)。そこから引越し5回を経験し、最も安く引越しする引越しの裏情報をお届けする為現在当サイトを運営中。

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