ここ数年、3月頃になると「引っ越し難民」という言葉が風物詩。引っ越し費用も100万越え請求という驚きの高さ!という話もちょくちょく聞きます。
100万円をポンと出せる人なんてそうはいませんよね。高額請求をされたとき、またされないようにするための対策を紹介します。
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引越しの見積もりが100万円を超えた人の口コミ
まずは実際に見積もりで100万を超えたという人の口コミを見てみましょう。
私生活がなんかてんてこ舞いで過ごしてるんですが、引越しの見積もり100万とか出て笑っちゃった。その後頑張ってこちらが日程変えたら29万とか言い出してひっくり返っちゃった。
お帰り願いましたよね。— himi (@hi0245) February 14, 2022
格安引越しで最安1万円台~という広告を見慣れてしまうと、自分が最安値のパターンに当てはまらない腹積もりがあったとしても100万円だなんて本当に目玉が飛び出てしまいますね。予算が足りないと慌てたり、どうしようもないからと即契約書にサインをするのはストップです!
口コミにもある通り、他の業者に再度見積もりを依頼したり、別日程の候補を伝えることで半額以下に抑えられている人がたくさんいます。複数の業者から見積もりを取るって本当に大事だと思わせられる体験談です。
引っ越し業界の人出不足以外にも様々な要因があるようです。次章ではそのあたりを説明しますね。
引越し業者が100万円という強気の見積もりを出す理由とは
気になる100万円という高額請求の理由は、主に4つです。
吹っかけている
依頼者が引越しの知識に乏しいのを見越して足元を見ている…という場合もあります(残念なことです)。
ただ、それ以外にも事情がある場合も…。訪問見積もりをせずに電話や写真ナシのメッセージだけで契約をしてしまうような場合、予想外の荷物量になる(人員やトラックの手配が大変)という可能性を加味して多めの金額を伝えるということもあります。
依頼者が素人ですので、自分で申告した荷物量の見積もりが甘い、なんていうのは容易に想像できますから。業者としてもリスクヘッジをしているだけ、ということもあるのです。依頼者側としては吹っかけられているようにしか感じられないのですけれどもね…。
お断り見積もり
「こんなに高額なら、わが社には依頼しないだろう」と、依頼者側からお断りをしてもらうために敢えて高額な金額を提示することもあります。業者側から「あなたの仕事はお断りです」とは中々言えませんから。
単に繁忙期で人出不足という理由が多いです。他には、クレーマー気質な人、ルーズで引越し作業日までに荷物の梱包が終わっていないのではないかと疑わざるをえないような人、既にブラックリスト入りしている人、汚部屋住まいの人、コレクター気質で実際に繊細な商品が多い(汚損などでトラブル・弁償がやっかいになりそう)といったケースが敬遠されがちです。
単に悪徳業者
ボッタクリ業者の可能性も十分あります。
ただし、今はSNSですぐに情報が拡散され社名に傷がつく恐れがあるので、いわゆる有名・大手の引っ越し業者による悪徳行為は稀と言えるでしょう(皆無とは言いませんし、逆に無名の業者だからといってボッタクリをする可能性が高いわけでもありません)。
知名度の高い業者に見積もりが集中
イチから引っ越し業者を探す場合、現代はネット検索からという人が多いでしょう。そうすると検索上位にサジェストされるのは大手・有名業者ばかりという現象が起こります。
見聞きしたことのある業者ばかりですから、探している側にとっては安心感もあります。
そのためどうしても大手・有名業者に依頼が集中し(マーケティングとしては大成功です)、需要と供給の関係で値段が吊り上がる傾向にあります。引っ越し繁忙期には人手不足と相まってどうしても高額見積もりになりがちです。
引越しの初期費用すべて合わせても大抵は100万も要らない
正直、後述するケースを除いては引っ越しの初期費用に100万円もかかるのはおかしいです。
まず、単身者の引越し作業の費用相場は4~5万円程度。ただし、引越し費用は移動距離にも比例してくるので、同一地方であれば4万円前後、500km以上離れると6~7万円程と考えてください。また、3~4月の繁忙期には単身パックや割引制度などが使えず、相場よりも1~2万円程高くなる場合もあります。
これ以外にかかる初期費用としては転居先の住居の敷金・礼金です。それぞれ家賃の1カ月分くらいが相場ですが、新築物件などでは2カ月分の場合もあります。
仲介する不動産会社によってはどちらか(あるいは両方)が免除になることもあります。一人暮らしの家賃の全国平均は5万854円(※総務省統計局「家計調査 家計収支編 単身世帯〈用途分類〉1世帯当たり1か月間の収入と支出/住居の所有関係別 2021年」)ですので、敷金礼金も10万円と少しが平均と見ておきましょう。
さらに不動産仲介手数料が家賃の半月分~1カ月分程度、新居の家賃(前家賃)1カ月分で7~10万円程度、保証料(保証人がいれば免除されることも)、鍵の交換費用などの雑費が加わります。
このように見ていくと、単身引っ越しであれば引っ越しの作業費用と住居にかかる初期費用を合わせても30万程度、余裕を見て40万円もあれば十分です。
例外的に100万越えの引越し見積もり費用が妥当な例とは?
例外が以下の2つのケースです。
海外引越し
日本国内と比べて高額になるのはある程度予想ができますね。まず荷物の移動距離が国内の比ではありません。現地の住宅事情はさまざまで、一概にいうことができません。
概ね平和な日本とは違い、セキュリティがガチガチの高級物件を選ばざるを得ない場合もあったり、現地の通貨価値によっても変わってきます。
そこを度外視しても、渡航費用や入居までの滞在費(ホテル費用)なども必要になってきます。飛行機の搭乗料金、並びに空輸料金に関しては原油高騰の影響によりフューエル・サーチャージ(燃料割増金)の増額も影響しています。
沖縄や離島を含む引越し
日本国内と比べて高額になるのはある程度予想ができますね。まず荷物の移動距離が国内の比ではありません。
現地の住宅事情はさまざまで、一概にいうことができません。概ね平和な日本とは違い、セキュリティがガチガチの高級物件を選ばざるを得ない場合もあったり、現地の通貨価値によっても変わってきます。
そこを度外視しても、渡航費用や入居までの滞在費(ホテル費用)なども必要になってきます。飛行機の搭乗料金、並びに空輸料金に関しては原油高騰の影響によりフューエル・サーチャージ(燃料割増金)の増額も影響しています。
3月20日~4月5日の超繁忙期の時期の引っ越し
一年の中でも最も引越しが混みあう時期が3月20日~4月5日になります。
この時期は繁忙期の特別割増の加算が認められていて、割増率は最大3.5倍になります。
つまり家族の引っ越しで30万を超える引越しならその3.5倍で105万円になります。
どうしても3月20日~4月5日に引越さないといけない人は、一日でも早く見積もり比較することをおすすめします。
今後繁忙期の引越しで100万級の高額な見積もりが出た場合の対策とは
まず大切なのは即決で契約を結ばないことです。契約=同意ですから、100万円という高額な引っ越し費用に同意したことになってしまいます。
それから、別の業者に見積もりを取る!これが本当に大事です。正直、100万円を請求されてから慌てて手配をするのではなく、事前にネットで一括見積を利用し、さらに気に入った業者の相見積もりを取る方が安心安全です。
相見積もりがあると業者側としては繁忙期で値下げ等の競争をする必要はなくても、超高額請求を牽制するくらいにはなってくれます。
それから、依頼した業者の口コミ(特に直近のものや昨年の同シーズンのもの)をネットの口コミやSNSの投稿で確認してみてください。こちらも本当は見積もり依頼をする前にチェックをしておいた方がよいのですが、ニュートラルな状態で調べた範囲ではわからないこともあります。
「変だな」と思ったら、そのままにしないで調査、また断る勇気も持ってください。
最後に。辞令の関係もあるとは思いますが、転勤転属で引越しが決まったのであれば可及的速やかに見積もりや作業日の日程を押さえましょう。枠が少なくなれば少なくなるほど、選択肢も少なくなり料金も高額になりがちです。
相見積もりする際にもサカイ・アート・アリさんなどの大手だけでなく地元のローカル引っ越し業者も見積もりに入れるようにしてください。
地元業者というのは大手と勝負するには値段しかなく、引っ越し料金も安くなりがちだからです。
ローカル業者を入れるだけで見積もり料金の水準がぐっと下がる現象がよくあります。
その他にも「3月20日~4月5日の超繁忙期を避ける」だけで数十万円安くなることもざらです。